口腔ケアを怠ると大変なことに!!
誤嚥性肺炎の危険性
誤嚥性肺炎とは?
高齢者に多い病気で、口腔内の細菌などが気管に入って発病する病気です。
お口の中が不潔な状態にあり、体力が低下している方は、食物の残りカスなどが気管に入ると、細菌感染が起こりやすいといわれています。その結果、肺炎に移行しやすくなります。
口腔内を清潔に保つことは、むし歯や歯周病の予防だけでなく、誤嚥性肺炎などの予防にもつながるといわれており、健康維持のためにも大切なことといえます。
誤嚥性肺炎になりやすい方
- ●高齢者
- 高齢になると、のどの反射が鈍くなり、誤嚥しやすくなります。
- ●脳卒中
- 脳卒中による麻痺などの後遺症があると、誤嚥しやすくなります。また、麻痺の状態によっては、介護の人の手を借りないと歯をみがけないこともあり、口の中が汚れて細菌が繁殖し、誤嚥性肺炎になりやすい環境になります。
- ●寝たきり
- 寝たきりになると、全身の機能が低下するだけでなく、飲み込みに対する反射も鈍くなり、誤嚥をしやすくなります。また、寝たきりの状態によっては介護の人の手を借りないと歯をみがけないこともあり、口の中が汚れて細菌が繁殖し、誤嚥性肺炎になりやすい環境になります。
高齢者における口腔ケアの必要性
嚥下障害の原因
- 口唇閉鎖が上手くできない!
- 奥歯が咬みあわない!
- 舌が充分に動かない!
- 唾液が充分に出ない!
当院の嚥下改善指導
患者さんの状態に合わせたメニューで改善指導を行っております。